tag:blogger.com,1999:blog-36389794.post5134555392172625588..comments2020-01-19T10:21:03.113+09:00Comments on さいたま赤十字病院呼吸器内科ブログ: アゾールは免疫抑制作用がある?呼吸器内科http://www.blogger.com/profile/03285023998557973981noreply@blogger.comBlogger2125tag:blogger.com,1999:blog-36389794.post-43513962599603586302009-11-07T17:41:21.798+09:002009-11-07T17:41:21.798+09:00興味深い症例のご紹介ありがとうございました。
昔、カンジダ血症の治療後にいきなり副腎不全になった方...興味深い症例のご紹介ありがとうございました。<br /><br />昔、カンジダ血症の治療後にいきなり副腎不全になった方を受け持ったことがあり、その時にフルコナゾールと副腎不全の関係について調べたことがあります。<br />アゾール系抗真菌薬と副腎不全の関係を示唆する文献がいくつかみつかり、一瞬、お!と思ったのですが、大体がケトコナゾールに関するものでした。どうもケトコナゾールはコルチコステロイドと構造が似ている部分がある(この辺記憶が曖昧です。すみません)ので、弱いステロイド作用を有するようだという印象を持ちました。例えば、↓のようなもの。<br />http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3826130<br />ですので、フルコナゾールと免疫抑制はあまり関係がないように感じます。<br />コクランのレビューに関しては、原著まで当たっていませんが、抗真菌薬を投与される原因になった基礎疾患があるだろうと推測します。多くは免疫抑制状態でしょうから、そちらが交絡因子として働いている可能性があると思います。<br /><br />この患者さんに関しても、クリプトコッカス肺炎、髄膜炎を起こしていますので、免疫抑制を来すような何らかの基礎疾患が隠れていたのではないかと想像いたします。HIVやステロイドの使用が主なものですが、個人的にはATLLを発症していないHTLV-1陽性患者さんでも経験したことがあります。肝硬変もリスクになるようです。この方はHCV陽性ということですが、肝硬変までは至っていなかったというところでしょうか。あと思いつくものとしては、特発性CD4減少症くらいです。bizarreIDhttp://twitter.com/bizarreIDnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-36389794.post-10938211109490326462009-11-07T07:45:37.492+09:002009-11-07T07:45:37.492+09:00 いつも勉強させて頂いております。
真菌が 細菌の発育を抑制していた可能性というのはないのでしょ... いつも勉強させて頂いております。<br /><br /> 真菌が 細菌の発育を抑制していた可能性というのはないのでしょうか?つまり、アゾールに原因があるのではなく、真菌を治療したせい細菌の発育に都合が良い環境となった可能性です。kresniknoreply@blogger.com