日本感染症学会から、先日話題になった「NDM-1」「NDM-1産生菌」
についての医療従事者向けの分かりやすい解説がWEB SITEに掲載されております。
http://www.kansensho.or.jp/topics/100908ndm-2.html
(上記URLで日本感染症学会WEB SITEに接続)
臨床現場では、しばしば「いつもと同じような患者さんだろう・・・」
「いつもどうりの診療でなんとかなるし・・・」
という感じで対応する場合が多いのではないかと思います。
実際に、「インフルエンザ」は似たような症状・所見で多数の患者さんが来院しますし、
肺癌も、人それぞれ異なると入っても、おおきな捉え方では似たようなプレゼンテーションで受診されます。
同様に、新たな耐性菌による「感染症患者」さんも、おそらくそれとはワカラナイ臨床症状・所見で来院されるのでしょう。
どうすれば、「慌てない」で新たな耐性菌感染症に対応可能となるのでしょうか?
前もって、「NDM-1産生菌」のような情報をつかんでおき、
「もしかしたら今日にも自分の目の前に新たな耐性菌感染症患者さんが現れるかもしれない」
と常にこころの片隅にとどめておくと、「おっやっときたか!」と慌てずに対応できるのではないかと思います。
常日頃、最新の情報に接する機会を作っておくことが大切かもしれませんね
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