2010年1月29日金曜日

受診される皆様の権利と守っていただく事項

さいたま赤十字病院で定期的に発行されている院内だよりにとても大切なことが書かれていましたので、ぜひご紹介させていただきたいと思います。


院内だより通巻46号から


受診される皆様の権利


 1.適切な医療を受ける権利
 2.人権を尊重される権利
 3.プライバシーを保護される権利
 4.医療情報の説明を受ける権利
 5.医療行為を選択する権利


上記、権利は下記の受診される皆様に守っていただく事項と表裏一体のものかと思います。

受診される皆さまに守っていただく事項

 1.健康に関する情報を医師や看護師等にお知らせください。
 2.医療行為については、納得したうえで指示に従ってお受けください。
 3.病院内ではルールを守り、他の人に迷惑にならないように行動してください。

たとえば、「肺炎」の患者さんが呼吸器内科にいらしても、「咳」や「痰」などの症状や、どの程度の苦しさ、つらさなのかを担当させていただく医師に伝えていただかなければ、「肺炎」という診断そのものが難しくなるかもしれません。
あたりまえのことですが、患者さんの顔に「診断名」が書かれているわけではありません。いろいろな情報から「さぐり」をいれて患者さんの病態を推定していく作業を医師は行っております。
いってみれば、「探偵」みたいな作業を、常におこなっているようなものです。
可能な限り問診表や口頭などで詳細な自覚症状をお伝えいただきますようお願いいたします。

また、「肺炎」という診断がついて、さて「外来」で治療するのか、「入院」で治療するのか?
また、抗菌剤を「内服」するのか?「点滴」するのか?など、「肺炎」という非常に一般的に見られる病気であっても、実は患者さんにご説明させていただく内容や、患さんと主治医との間で「決定」しなければならない事項はいっぱいあることがご理解いただけるかと思います。

患者さんからの情報をなるべくたくさんいただいた上での医師の判断というのは、より正しい判断に結びつく可能性が高いのではないかと思います。

皆さまのご協力をよろしくお願い申し上げます。
                       さいたま赤十字病院呼吸器内科スタッフ一同

「新規薬剤を含めた抗インフルエンザ薬の使用適応について」

2010年1月25日に日本感染症学会が「新規薬剤を含めた抗インフルエンザ薬の使用適応について」を発表いたしました。


上記URLで日本感染症学会のWEB SITEにつながります。

内容は、患者の重傷度をしっかりと評価すること。安易にペラミビル「ラピアクタ」を使わないという感じでしょうか?

ペラミビル商品名「ラピアクタ」は、静注という投与経路の点で画期的な抗インフルエンザウイルス薬です。

これまで、重症の患者さんでも、むりをして内服するか、経鼻胃管などで無理やり投与するなどの方法しかありませんでした。

これが、静注で投与可能となったことは、非常に画期的なことかと思います。

また、内服薬の問題点として、症状が良くなった後に、「飲み切る」ということの難しさ、いわゆる「コンプライアンス」の問題がありました。静注薬の剤形ではこの「コンプライアンス」の問題も解決可能かもしれません。

ただし、静注に伴なうデメリットとしては、この提言でも指摘されていますが、インフルエンザ患者さんが、病院・診療所に一定時間とどまって、点滴静注を受けなければならないという点かと思います。

また、世界に先駆けての発売とのことですので、忘れてはいけないのが「副作用」のチェックです。

同じように世界に先駆けて発売した「イレッサ」は当初、過剰過ぎる期待感から安易に使用され、「薬剤性肺炎」により少なからず犠牲者をだした経験があります。(イレッサはその後EGFR遺伝子変異の有無をチェックして使用するという画期的な薬剤として復活いたしましたが)

新しい薬剤を必要としている患者さんは、私ども医療従事者の目の前にいつ訪れるかわかりません。
いつでも使用可能となっていることはとてもありがたいことですが、まだ「未知」の薬剤であるため、やはり「慎重」な投与姿勢が求められます。
また、発売当初3ヶ月~半年間くらいは、副作用情報に十分注意していきたいものです。

まとめ
・インフルエンザウイルス感染症の診療の最重要ポイントは?→重傷度の判定!!
   ・重傷度の規定因子
     ・呼吸状態:呼吸回数、SpO2、PaO2、PFratioなど
     ・血圧:ショックプレゼンテーションは即入院考慮!
     ・意識状態:意識障害を伴っていればインフルエンザ脳症やその他意識障害をきたす疾患の       鑑別を!
・抗インフルエンザウイルス薬の選択は?
  ・バイタルサインが安定していれば→タミフルorリレンザもしくは無投薬での十分な経過観察も選択 
   肢の一つか?
  ・経口や吸入ができない→ラピアクタを考慮(ただし今後の薬剤情報に十分に注意)

なにかございましたら是非コメント欄にお願いいたします。  

2010年1月23日土曜日

病棟混雑のお知らせ

寒さが厳しい時期は肺炎をはじめとして、入院患者さんが増加する時期です。

病院のベッド数は不思議なもので、患者さんが多いからと言ってすぐに増やすことは出来ないシステムのようです。

その為、需要と供給のバランスがすぐに崩れてしまいます。
現在、さいたま赤十字病院の病棟は大変混雑しており、新たな入院患者さんの受け入れができにくい状況が続いております。近医の皆様、さいたま赤十字病院呼吸器内科に入院患者さんを御紹介いただきます際は、必ず電話でベッド状況の確認をお願い申しあげます。

ブログアンケート:医療費をどうする?投票受付中!

さいたま赤十字病院呼吸器内科ブログでは、毎月テーマを決め手、本ブログを訪れていただいている皆様にアンケートのご協力をお願いいたしております。

2010年1月のブログアンケートテーマは?

医療費をどうする?

です。診療報酬改定・医療崩壊などなど医療費はなにかと話題になります。

医療業界で働く人々は、多くは医療費を増やさないと!とかんがえているかもしれませんが、お金が無いのに十分な医療を受けられ続けるワケが無いので、日本が世界各国と比較して相対的に「貧乏」になっていけば行くほど、十分な医療が受けられないのはある意味自然な流れです。

自然に任せて、医療レベルダウン、医療費縮減でいくのか?

それとも、他の「お金」をものすごく削って、医療には十分なお金をかけるように踏ん張るのか?

患者となる国民の皆様の選択です。左側ガジェットにあります。ブログアンケートの投票、まだお済みでない皆様簡単ですので是非ご協力お願いいたします。

以下これまでの中間結果です。

ブログアンケート:医療費をどうする?

このブログを検索

2010年1月19日火曜日

ハイチ地震 日本赤十字社募金受付中!

連日、ハイチでの大地震の被害が、TV・インターネットなど各種メディアを通じて報道されております。

大地震については、日本の各地でもいつ起こってもおかしくないと言われておりますし、実際に、阪神淡路大震災や、中越地震などがこれまでにも生じております。

日本の大都市でも、大地震が生じた際には日本のみでは何とかするのは難しい時代となるでしょう。

その背景には、日本の他国を遥かにしのぐスピードの高齢化があります。

そんなに遠くない未来に、日本は未曾有の高齢化社会を迎えるのです。

そのような高齢者の多数いる未来の日本社会で大地震が生じたら、日本人のみのチカラだけでなんとかするのはかなり難しいでしょう。そんな時に、世界の国々が助けてくれるのか?

やはり、日ごろの行いが大切なのではないでしょうか?

いつも、周囲の人たちが困っているときに、助けていないヒト。そんなヒトがイザこまった時に周囲のヒトに助けてもらえると思いますか?おそらく難しいはずです。

今の日本は、幸いまだまだ他国の苦難を援助する能力が残っていると信じております。

せっかくですから、ハイチの皆様に対して何かできることがあったらしてみませんか?

そんなわけで、日本赤十字社のハイチ大地震救援救護活動のWEB SITEのリンクを下記にはらせていただきます。

以下、日本赤十字社WEB SITEからの義援金受付内容の貼付けです。

<救援金の受付開始>
さらに、被災地における救援活動等を支援するため、皆様からの救援金を受付けています。振込口座などは下記のとおりです。

救援金窓口  郵便局・ゆうちょ銀行
口座番号   00110-2-5606
口座名義   日本赤十字社
受付期間   平成22年1月13日(水)~平成22年2月12日(金)

※振替用紙の通信欄に「ハイチ地震」と明記してください。
※郵便局窓口での取り扱いの場合、振替手数料は免除されます。
※受領証を希望される方は、振替用紙の通信欄に「受領証希望」と明記のうえ、
お名前、ご住所、お電話番号を記載してください。

[担当窓口]日本赤十字社 海外救援金担当
Tel: 03-3437-7081  E-mail: info@jrc.or.jp

私も含めて、多くのヒトが私にできることなんてあるの??とお思いかと思います。
まあ自分の気持を「お金」に託して、日本赤十字社のスタッフに任せてみるのもひとつの方法かと思います。
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

2010年1月17日日曜日

日本中で厳しい寒さが続いております。

この寒さは、日本だけでなく北半球の多くの国々で大変な状況をもたらしているようです。

気候変動に対する各国の取り組みはどうなるのでしょうか?

さいたま赤十字病院界隈は、寒い日は続いておりますが幸い雪はほとんど降っておりません。

子供達はちょっと物足りないでしょうか?

2010年1月14日木曜日

第9回埼玉難治性感染症研究会のお知らせ

1年に1回、2月に開催されている研究会のご案内をさせていただきます。

特別講演Ⅱには、さいたま赤十字病院呼吸器内科も日ごろ大変お世話になっている、杏林大学医学部呼吸器内科の後藤元教授をお迎えさせていただいているようです。

また、当科部長竹澤が当番世話人を勤めさせていただいております。

第9回埼玉難治性感染症研究会

日時:平成22年2月5日金曜日午後6:30~

場所:パレスホテル大宮 3階 チェリールーム西
   埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5

プログラム:一般演題(2題予定)

特別講演Ⅰ:「発熱性好中球減少症の治療戦略」
        岩手医科大学 内科学講座 血液・腫瘍内科分野
                           教授 石田陽治先生

特別講演Ⅱ:「ガイドラインから考える院内肺炎」
        杏林大学 医学部 呼吸器内科
                           教授 後藤 元先生

当番世話人:さいたま赤十字病院 呼吸器内科 竹澤信治先生
        埼玉医科大学総合医療センター 血液内科 木崎昌弘先生

共催:埼玉難治性感染症研究会
    バイエル製薬株式会社・明治製菓株式会社

参加費:1000円

参加されたい皆様は、御施設にいらっしゃる、バイエル薬品、明治製菓のMRの方々に参加希望する旨お伝えください。いろいろと手配していただけるものと思います。

2010年1月11日月曜日

駅弁

昔から駅弁と言えば横川の釜飯が一番好きでした。

昔は横川まで行かなければたべられなかったのでしょうか?

現在は、大宮駅の駅ナカに駅弁屋と言うお店があり、おぎのや釜飯も置いてあることがあります。

さいたま赤十字病院に見学にいらっしゃるついでに駅弁土産は如何?

2010年1月9日土曜日

亡くなられたあとのペースメーカーをどうするか?

さいたま赤十字病院呼吸器内科は、総合病院の中の呼吸器疾患担当部門ですので、いろいろな疾患を抱えている患者さんの呼吸器領域の疾患の診療をさせていただいております。

そのため、不整脈等でペースメーカー挿入中の患者さんが、呼吸器内科で残念ながらお亡くなりになることもしばしばあります。

そこで、問題となるのが、「ペースメーカーをどうするのか?」です。

ブログ作者は、研修医の頃、指導医の皆様から「ペースメーカーは摘出するように」と言われてていたため、今までそのとうり行って参りました。

でも、教科書などで「こうするべき」という記述を読んだことはなかったため、本当のところはどうなのか?
というのは、今まで知りませんでした。
火葬時に、ペースメーカーが「爆発する!」というような「都市伝説」みたいなことも信じられていたようです。

でその回答が記載されているWEB SITEを教えていただきました。

(ペースメーカーナビというWEB SITEにつながります)

上記サイトのQ12に「火葬の際、ペースメーカーは爆発するのでしょうか?」という記載があります。
結論からは「爆発」はしないが、「破裂」はするようです。

上記サイトの内容など参考にさせて頂くと、ペースメーカーは死後の処置で摘出させていただくのが、いまのところ良いという結論になるでしょうか?

さいたま赤十字病院呼吸器内科ブログ読者の皆様で、いろいろとご存知の方いらっしゃいましたら「コメント欄」に記載いただけますと幸いです。

ブログアンケート投票受付中です!

右側ガジェットの上の方にある、ブログアンケート。

毎月テーマを決めて、さいたま赤十字病院呼吸器内科ブログを訪れてくださった皆様に、投票をお願いいたしております。

2010年1月のアンケートテーマは「医療費をどうする?」です。

毎年毎年、医療費、診療報酬、介護保険など社会保障・福祉にかかるお金は増加の一途をたどっております。

日本が経済大国といわれていた過去の時代なら、国民皆がその時代の最先端に近い医療を受けることが十分に可能な「お金」があったのかもしれません。

しかし、現在日本はこれまで経験したことのない「不況」の波にさらされております。

今後日本の人口が増えなければ、モノを「買う」人々がどんどん減少していくのですから、当然のことながら、「今」よりも「未来」は経済的には「悪くなる」と考えるのが普通ではないでしょうか?

世界各国で、今経済的に台頭してきている国々はどこも人口のとても「多い」ところです。

中国、インド、ブラジル。これらの国々の人口は、日本と比べてとてつもなく「巨大」です。

中国13億人、インド11億人、(アメリカ3億人)、インドネシア2億2千万人、ブラジル1億8千万人。。。
(上記URLで外務省WEB SITEにつながります)

これだけの「人口」が「消費」する国々とは、もはや戦うことすら意味がないのかもしれません。

そんな経済状況でも、高齢化の進行は収まることをしりません。

高齢者の方々もしくはこれから高齢者となる世代の方々は、
「私たちが若い頃働いて、経済大国日本を育ててきたんだから、自分たちが高齢者になったときには十分な福祉・医療を享受したい!」

と思われるのも感情的には納得なのですが、残念ながらそのようなお金は日本に残っていないようにもみえます。

でも、モノは考えようで、「福祉/医療」にのみ集中してお金をつぎ込みさえすれば、ギリギリなんとかなるのかもしれませんが。

そこで、さいたま赤十字病院呼吸器内科ブログを訪れていただいた皆様に、日本の医療費についてのアンケートへの投票をお願いいたしております。

「お金をかけないでより良い医療を行うことは不可能」という大前提があります。

選択としては、「お金はかけないで、最低限の医療レベルを維持する」方向に持っていくのか?

もしくは、「最新医療を皆で、享受できるように、最大限お金をかけていく」のか?

皆様はどちらの考え方に賛同されるでしょうか?それがきまれば自ずとアンケート投票が可能かと思います。

右側ガジェットのブログアンケート投票にご協力お願いいたします。

2010年1月8日金曜日

医局の謎 その2

キレイに並べられてますが、こちらも誰が置いたのか不明なまま時が過ぎております。

病院見学にいらした皆様は何処に有るのか探してみてください!

医局の謎 その1

さいたま赤十字病院の本館4階に、私達医師が休憩する医局談話室と言う場所が有ります。

そこに以前からひっそりと置いてある鳥の剥製です。

ブログ作者が、10年ほど前に、研修医としてさいたま赤十字病院に来たときには、すでにおいてありましたから相当昔からここにあるのではないかと思います。

年長の先生方に伺っても、どうして置いてあるのか?誰がおいたのか?など全く不明なようです。

その鋭い目で医局をいつも見渡していて、私たち医師がしっかり働いているかどうか監視しているのかもしれません。

まさに「謎」の置物ですね。

2010年1月6日水曜日

さいたま赤十字病院呼吸器内科の見学者随時募集中!

日本は、新年度が4月から始まるため、あと3ヶ月足らずで、人事異動の時期を迎えます。

さいたま赤十字病院も、初期研修2年間終了された若手医師達が、それぞれの目指す方向へ旅立っていかれます。

さいたま赤十字病院呼吸器内科でも、3月末で研修を終了される先生、4月より研修を開始される先生がいらっしゃいます。

私には、まだ先のこと考えるのは早いかな。。。と思っていらっしゃるそこの初期研修1年目の終了間際の先生方。
呼吸器内科医を目指そうとは思いませんか?

呼吸器内科医の仕事は、非常にバラエティに富んでおります。

肺癌をはじめとする臨床腫瘍学

肺炎、呼吸器感染症を中心とした感染症学

気管支喘息、アナフィラキシーなどのアレルギー疾患

特発性間質性肺炎などのびまん性肺疾患

また、呼吸管理を中心とした、全身状態の管理・評価大事な仕事になります。

内科系の専門領域として、呼吸器内科ほどバラエティに富んだ内容を勉強できる分野は他には無いのではないかと思っております。

呼吸器内科医を目指そうと思っていらっしゃる、医学部学生、初期研修医の皆様。
ぜひさいたま赤十字病院呼吸器内科での後期研修(レジデント)を目指してみませんか?

まだまだ知名度は十分で無いかもしれませんが、さいたま赤十字病院呼吸器内科はスタッフひとりひとりの希望を尊重した自由度の高い研修が行える環境を提供できると自負いたしております。

皆様是非、さいたま赤十字病院呼吸器内科に見学にいらっしゃってください!
下記メールに「見学希望」でメール送信してください。
srcrespiro@gmail.com

2010年1月5日火曜日

呼吸器内科、外科、病理カンファレンス

毎週火曜日に、さいたま赤十字病院では、呼吸器内科、呼吸器外科、病理部のスタッフで症例を持ち寄って勉強会を行っております。

さいたま赤十字病院に火曜日に見学にいらっしゃる皆様は、お時間がありましたら、呼吸器カンファレンスの見学や参加が可能です。

お気軽にお問い合わせください!

呼吸生理フォーラム(肺機能セミナー講演会)のご案内

呼吸生理学は、呼吸器内科医にとってもとっつきにくい領域ですが、呼吸器疾患の病態生理を考え理解する上で、必須の知識かと思います。

初期研修後半や、後期研修中の先生方は、一度は呼吸生理学の勉強をされておくと後々役に立つことがあるかと思います。

もちろん、人工呼吸管理や集中治療分野の先生方、呼吸器内科・外科の先生方にも勉強になるかと思います。

主催者の方々より、「呼吸生理フォーラム(肺機能セミナー講演会)」のご案内をいただきましたのでさいたま赤十字病院呼吸器内科ブログでもご案内させていただきます。

・呼吸生理フォーラム(肺機能セミナー講演会)

日時:平成22年1月22日(金) 午後6時~午後9時(予定)

場所:秋葉原ダイビル2Fコンベンションホール
   東京都千代田区外神田1-18-13

参加費:1000円:軽食を用意されているようです

呼吸生理学の展望~歴史に学び未来をみつめる~
     座長 順天堂大学医学部 客員教授 福地義之助先生

Ⅰ.呼吸障害と呼吸生理
 1)気道過敏性
     久留米大学医学部内科学講座 呼吸器・神経・膠原病内科部門 相澤久道先生

 2)ガス交換・肺循環障害
     埼玉医科大学 呼吸器内科 金澤實先生

 3)呼吸調節・睡眠時呼吸障害
     奈良県立医科大学 内科学第二講座 木村弘先生

Ⅱ.呼吸生理学あれこれー佐島カンファレンスの誕生からー
     財団法人太田綜合病院 理事長 太田保世先生

          共催:呼吸生理フォーラム
             エーザイ株式会社

呼吸生理学を勉強する機会は、それほどないのかと思われます。
ご興味のある先生方は参加されてみてはいかがでしょうか?

2010年1月2日土曜日

2010年最初のブログアンケート開始!!

2010年は明るい年になるのか?それとも暗い年になるのか?

さいたま赤十字病院呼吸器内科ブログ作者には、未来を予知する能力は残念ながらありません。

今後、日本や世界の未来がどうなってしまうのか?そんな大きな問題の「答え」はなかなか見つからないため、もっと身近なことをさいたま赤十字病院呼吸器内科ブログアンケートの質問にさせていただきました。

2010年最初のさいたま赤十字病院呼吸器内科ブログアンケートテーマは?

「医療費をどうする?」

です。

ブログ読者の皆様は、日本の現在の医療費をどのようにお考えでしょうか?

「もっと増やした方が、皆が良い医療を受けられる!」

「イヤ、景気、経済状況がとても悪化しているのだから、医療費もそれなりに減らさないとやっていけないよ」


などなど、いろいろなご意見が有るかと思います。

まあ、今回は「シンプル」に、日本の「医療費」を「増やす?」「減らす?」「現状維持?」など簡単な選択肢にさせていただきました。

右側ガジェットの上のほうにブログアンケート投票ガジェットがあります。

皆様是非、ブログアンケート投票にご協力をお願いいたします。


2009年12月ブログアンケート結果




2009年12月のさいたま赤十字病院呼吸器内科ブログアンケート結果をお伝えいたします。

来年はどのような年になりますか?


というような感じでした!

2010年は2009年より良い年になる!という結果が最も多く12票44%でした。

2010年へのブログ読者の皆様の期待の現れかと思います。

また、「人生の転機が訪れる!?」という方も5票18%いらっしゃいました。

さいたま赤十字病院呼吸器内科ブログ読者の皆様にとって、2010年がスバラシイ年となりますように!

2010年1月1日金曜日

2010年もよろしくお願い致します

今日は、2010年1月1日です。

さいたま赤十字病院呼吸器内科ブログ作者も、新しい年の始まりの日を無事迎えることができました。

2010年には、どのようなことが起こるのか?起こらないのか?

期待と不安が混在する気持ちが皆様にもあるのではないかと思います。

病気の方々にとっては、年末年始は実は非常に「厳しい」時期にあたります。

急な病状の悪化があっても、ほとんどの病院が「休診日」となっており、1月4日まで非常に長い間、通常の検査などは困難であるためです。

理想的には、「休診日」などないような形が「医療機関」には求められるのではないかと思われますが、
医療従事者も労働者ですので、「休日」も必要となります。
内心申し訳ないなあと感じつつも、「体と心」を休めることにより、新年最初の勤務を新たな気持ちで迎えられるのかなあとも考えております。

2010年も、さいたま赤十字病院呼吸器内科はいろいろなことに挑戦し続けてまいります。

最後になりましたが、本年もさいたま赤十字病院呼吸器内科をよろしくお願い申し上げます。

                          さいたま赤十字病院呼吸器内科一同