2009年12月6日日曜日

医学用語変換にお困りですか?~Google IMEの紹介~

毎日毎日、多数の書類や、病歴要約などで、医師もパソコンで文字を入力する機会の多い職業です。

医療業界で働いている方々は、ご理解いただけるかと思いますが、医学用語などの「専門用語」の変換には日々ご苦労されているのではないかと思います。

そんな中、さいたま赤十字病院呼吸器内科ブログも大変お世話になっている、Googleが「日本語入力変換」ソフトをネット上で無料公開し始めました!!

下記URLよりダウンロード可能です。(まだβ版とのことです。皆様の自己責任でお願いいたします。)

(上記URLでGoogle IMEダウンロードサイトにつながります)

早速、この”Google IME”を自分のパソコンで使用してみました。

使用した感じは、ケータイ電話とかの変換で慣れている「予測変換」機能の充実に驚かされました。

ためしに「びょう」と入力すると?変換候補がナント95個もでてまいります!!
「病理組織学」「病院情報」「病院ランキング」「病理部」なんてのまで変換候補にでてきますから驚きです。
ただし、「がんか」と入力すると?→「眼科エルセーヌミスパリスピードラーニング」なんてものまで候補に出てきますので、まだまだ未完成のβ版なのかもしれません。

ほかにも「しんぞう」と入れると?→「新造人間キャシャーン」とかでてきたりとちょっと面白いです。

臓器単語をひとこと入力すると、それに付随する単語がたくさん変換候補として現れることは、とても便利な反面、その人の判断で正しい変換語彙を選ぶ必要があるため、勉強しておかないと、とてもおかしな日本語入力になってしまうかもしれませんね。

そうはいっても、医療業界用語についてだけでも、恐ろしいほどの語彙を収録しているGoogle IME。
その他の業界用語なども含めると相当使える日本語変換システムなのではないかと思います。

おそらく、Google検索で入力された言葉を元に作成されている”Google IME"。
業界用語や専門用語の変換で困っている皆様は試してみてはいかがでしょうか?
(しつこいようですが、まだβ版ですので、トラブルの可能性も十分にあります。自己責任でお願いいたします)

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