さいたま赤十字病院にも、いろいろな見学の方が来院されております。
つい先日も、北海道傍大学医学部の学生の方が、見学にいらっしゃっていました。
気管支内視鏡検査をブログ作者が行っているのを見学していただきました。
病院見学のいいところは、実際に初期研修や後期研修中の医師に、「実際のところどうなの?」と本音を聞けるところだったりします。
ブログ作者の考える研修病院選び・見学の「ポイント」は?
①自分の病院の「良いところ」ばかり話をする医師にダマサレナイコト。
②実際に研修している医師の「眼」を見て、「死んだ眼をしていないか?」見てみること
③募集要項にはいろいろと良い点が羅列してある(と思う)が、書かれていることが本当かど うかじろじろ見て回ること(研修医からさりげなく聞く:給料とか、休日とか。。。)
④できれば、同じ病院を見学した他の見学者に意見を聞いてみること
⑤病院ばかりではなく、実際にその地域に住んでみても大丈夫かどうか?
病院のある「街」を好きになれるか?←これかなり大事!!
病院のある「街」を好きになれるか?←これかなり大事!!
⑥交通の便利なところかどうか?(東京まであまりに遠いと勉強会や学会にいくのも一苦労)
⑦同期の研修医がなるべく沢山いること
研修医のうちは、「遠い離れ小島」や「自然にあふれる環境」で勉強しよう!!という志は立派です。
でも「研修医」といっても一人の人間ですから「人間らしい生活」ができないようでは研修に身が入らないと思うのはブログ作者だけでしょうか?
医師は一生勉強です。イヤでもそうです。それならば、長続きする方法がいいに決まっております。
「私は自分の人生すべてを医療にささげます!!」というようなヒトなら、多少不便な環境で勉強されても「我慢」できるのでしょう。ブログ作者は「そんなのムリ」です。
長い人生の中では、いろいろな楽しいこと、つらいこと、悲喜交々です。
「恋愛」「結婚」「妊娠・出産」「子育て」「親の病気・介護」人生いろいろです。その時々で自分の置かれている状況でイヤでも全て「対応」していかなくてはなりません。「私は勉強中だからそんな問題関係ない」とは言えないのです。なかなか大変なことですが生きているとはそういうことです。
あせって「早く一人前にならないと」とか考えるよりもじっくり取り組んだほうが良い結果が得られるきがしております。
初期研修は非常に大変な時期かと思います。ブログ作者もいろいろと苦労をいたしました。
そんな中で、同期の研修医に恵まれると、こころの支えにもなりました。
また、休日に街にぶらっと散歩にでかけるのも気分転換にとても良かったです。
さいたま赤十字病院の欠点は、同期の研修医が少し少な目かと思います。また、大学病院や有名研修病院と比べるとまだまだ研修システムの確立ができていないところがあると思います。給料も近隣の病院と比べてそれほど高くないと思います。
それとなにより、建物が「古い」です。これは今のところどうしようもない事実かと思います。
研修指導スタッフについてはご自分の「眼」でじっくり観察してください。
ブログ作者が気に入っているのは、「さいたま市の立地」です。
実は、東京からそれほど遠くなく、新宿副都心にでるのも東京都心部にでるのも大宮駅から電車で約30分程度です。
「車」なら、首都高速のインターチェンジ(新都心西インター)から約2-3分程度で、車でも東京都心部から30分程度でこられます。なかなかの便利な立地です。
そのため、午前中病棟や外来やって、「ちょっと学会行ってくるね」と午後から東京方面に勉強しにいくヒトも多数います。
医師になるとわかりますが、勉強会は平日の「夜」に行われることがとても多いです。
そういう時も、交通便利な立地がとても役に立ちます。
あとは、東京の大都会と違って、少しあるけば公園があったり、大宮駅やさいたま新都心駅周辺には、いろいろな使えるお店もあります。コンパクトにまとまっていて非常に便利と思います。
私も初めて大宮に来るまではこんなに便利な住みやすい町とは思っていませんでした。
(日本中どこでも、すんでみれば良いところが見えてくるものかもしれませんが)
いろいろと迷っている学生の方、初期研修中の先生などいたら、一度さいたま赤十字病院に見学にいらしてください。
大宮という素敵な街を見るだけでも人生の役に立つと思いますよ。
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