2009年6月24日水曜日

「先生」と呼ばれる職業

「先生」と呼ばれる職業にはどのようなものがあるでしょうか?

「国会議員」「学校や塾の教師」などいろいろな職業の人が「先生」と呼ばれますが、「医師」もまた「先生」と呼ばれることのある職業のひとつです。

こういった「先生」と呼ばれる職業の共通点は何でしょうか?
いろいろと考えてみましたが、人々や個人に「マイナスイメージを感じさせる言葉」をしっかりと言えるor言わなければいけない立場の人々ではないかと思いました。

「マイナスイメージを感じさせる言葉」とは?

国会議員ではあれば「増税」などの痛みを感じることを有権者に言うこと。

教師であれば生徒に「勉強しなさい!」と言うこと

医師であれば患者様に「タバコ」や「お酒」をやめなさい!ということ

だったりします。「人に嫌われる言葉」=「マイナスイメージを感じさせる言葉」でも、言わなければいけない人々。個人や集団を正しい道に誘導していかなければいけない人々が「先生」と呼ばれる人々ではないでしょうか?

今の「医師」ははたして「先生」と呼ばれるに値する言葉を「患者様」にかけられているでしょうか?

患者様に嫌われる言葉でも、必要があればきちんとお話できる医師。こういったことの積み重ねが患者様の信頼を得られる医師になっていくのではないかと思います。

こう考えていくと、医師という職業はゼッタイに「サービス業」にはなれないことがわかります。

「サービス業」では「お客様にプラスのイメージを感じていただくこと」が最も大切なことになるかと思います。
「サービス業」のひとつである、「ホテル」に泊まって「嫌な感じの言葉」を言われたら二度と利用してもらえなくなるかもしれません。

さいたま赤十字病院呼吸器内科では、患者様やご家族に「マイナスイメージ」を感じさせる言葉を多く話さざる終えない状況もあるかと思います。
例えば、「タバコを止めましょう」とか「お酒を飲まないでください」などなど。
もっと深刻な内容としては、「レントゲンやCTで肺癌が疑われます」とか「今の医療レベルでは治療方法の難しい(無い)病気です」「余命1-2ヶ月程度かも」など。でも患者様に嫌な感じを抱かれようとも、「言わなければいけないこと」はお話させていただきたいと思います。「真の先生」となれるように。

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