2009年9月5日土曜日

若手医師の奪い合い?!都市部の研修医枠減少中

日本で、医師として働くには、チョット前から、「臨床研修」を2年間必ず受けなければならないシステムになりました。

そのシステム事態はまあよいのですが、各病院や地域で試行錯誤して、「選ばれる病院」となるために自由競争をしてきて出来上がったのが、現在の医師臨床研修病院の研修システムです。

ある一定の条件は満たさなければいけませんが、それ以外の部分は各病院・施設にかなり裁量権のある自由なシステムなため、各病院が独自に医学部学生の方々にアピールするような研修プログラムや指導医のモチベーションがあがるような仕組みに取り組んでいたのではないかと思います。

ある程度、「自由競争」の部分が大きかったため、各臨床研修病院の間で「がんばっているところ」と「がんばっていないところ」でかなりの「差」がついてしまったのも事実です。

研修病院の中には、医学部学生に「選ばれない」研修病院のため、定員枠をほとんど満たしていない研修病院もあると聞いております。

そんな中でのニュースです。

新卒医師の臨床研修枠765人減 都市への集中是正策

(asahi.comより。いつも大変お世話になっております)

「募集定員はこれまで、各病院の裁量に任されていたが、都市部への「医師偏在」を是正するため、来年度から都道府県別の定員枠を厳しく設定することになっている。

 研修医を募集する臨床研修病院は今年度より63少ない、1051病院。都道府県別の定員は、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、福岡の大都市がある6都府県の合計が4238人、それ以外の合計が6445人。」「」内引用です。

これまで、各病院の裁量に任されており、「自由競争」の中で、優秀な学生の獲得に努力していた病院・施設と、あまり努力してこなかった施設。

アル意味「差」があって当然です。これを強制的なシステムの変更で、初期研修医を皆が「選んでいない」もしくは「人気が無い」病院に配置するシステムは如何なものでしょうか?

以前も何度も研修病院については、本ブログで書かせていただきましたが、医学部学生は初期研修病院選びに際して「僻地だから選びません」というスタンスで考えているのでは無いと思っております。

だからこそ、沖縄や千葉の房総半島、北海道などのいわゆる有名研修病院が多数の希望者がいて、倍率も高くなっているのではないでしょうか?

さいたま赤十字病院は、この研修システムの中では微妙な立ち位置にある病院です。

埼玉県は医師が人口当たりかなり少ない県のため、「初期研修医枠を増やすように」といわれているようで、実際に来年度の枠は今年より2人増えて8人となっております。増やしたくて2人増えたというより、増やすように言われて増やした感が指導している立場としてはあります。これまで、6人という病院の規模としては多少少ないと思われる初期研修医の募集数とされてきたのは、おそらく、指導医や実際に初期研修する先生方のことを充分に考えてのことであったのではないかと思っております。8人に増えても、まだ少ないように感じるかもしれませんが、「初期研修医」の先生方を丁寧に指導するためには、余り多すぎないほうがよいのではないかとブログ作者は考えております。

幸、さいたま赤十字病院は、さいたま市内の研修病院としてはそれなりの知名度がある病院となりました。しかし、全国レベルでは、まだまだ「無名」に近い研修病院です。

さいたま赤十字病院ブログ作者は、さいたま赤十字病院を研修病院としても日本で「有数」の病院としたいと言う希望があります。3年後、5年後には日本国内で「一流の研修病院」となっているように努力していきたいと思っております。

さいたま赤十字病院「呼吸器内科」「神経内科」では、来年度のレジデント(後期研修医)の先生方を、募集中です。まずは、呼吸器内科・神経内科の見学をしていただくことから出会いは始まるかと思います。見学にいらしたから必ずさいたま赤十字病院のレジデントに応募しなくちゃいけない!!などということはゼンゼンありませんので、ホントに気軽に見学希望メールを送ってください。(いろいろな病院、施設、大学などと是非比較してみてください。)

見学希望メールは:srcrespiro@gmail.com まで

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