でも、最近までインフルエンザに感染することなく仕事に従事してまいりました。
おそらく、病院での診療では「発熱・咽頭痛・鼻汁・頭痛・咳」などの症状があると、「もしかしてインフルエンザかも」と疑って、診療の際にマスク着用や手洗いなど非常に気をつけるから感染しないですんでいたのかもしれません。
しかし、昨日、非常に頑固な痰を伴わない咳(乾性咳嗽)、激しいのどの痛み、どんどん湧き出てくる鼻汁症状で、「もしかしたらインフルエンザかも?」と判断し、呼吸器内科部長にインフルエンザ検査をしていただき、見事?!「A型インフルエンザ陽性」の結果がでました。
そのときは、体温37.5℃程度でしたが、タミフル、うがい薬、アセトアミノフェンなど処方され帰宅。
帰宅時の体温は38.8℃と上昇。少しボーっとする感じとなっていました。
熱そのものも多少ツラかったのですが、なによりも「咳」と「鼻水」の症状がひどく、インフルエンザが周囲お人に感染力が強いのも納得の状況でした。
すぐに、タミフル(75)1カプセル、カロナール(300)1錠、ピーエル1p内服。
アセトアミノフェン換算で450mg内服したので、解熱するかな?と思いましたが、全く熱は下がらず、その後も38℃台での変動をしておりました。
ムリに解熱させる必要性はないため、アセトアミノフェンの追加はせずに、熱型を観察いたしておりましたが、朝10時にようやく37.4℃まで低下いたしました。
ただし、体温はもともと朝低い傾向があるものですので、今日の夜になってもそれほど熱が上がらなければ、治癒傾向と判断使用かと思います。
さいたま赤十字病院呼吸器内科ブログ作者は、10月中に「新型」も「季節性」も1回ずつ「ワクチン」を接種いたしております。
頭では「ワクチン接種していてもインフルエンザ感染する可能性は充分にある」とはわかっているはずですが、それを身をもって体験させていただくことができました(体験しないに越したことはないのですが)。
はたしてワクチンは、効果があったのでしょうか???
今回、ブログ作者は「ワクチン接種後」であること、「タミフル内服」をしたことで、どちらが有効であったかを客観的に評価する方法は知りません。
しかし、推論としては、ワクチンによって、免疫記憶が形成されていて、感染後早期に免疫応答が得られ、翌日にはだいぶ症状が改善したという仮説。
また、早期よりタミフルを内服開始したため、インフルエンザウイルスがそれ以降複製されなくなり、翌日には症状改善にむすびついたという仮説。
どちらの仮説が正しいのか?正直よくわかりませんが、ひとつわかったのは「ワクチンを接種していても、感染するときは感染する!」という当たり前のことではないかと思いました。
日本中で、「新型インフルエンザ」のワクチン接種に殺到されている光景をマスコミで毎日のように、拝見いたしております。「ワクチン打てば大丈夫」ではゼッタイにありませんので、皆様その点は十分にご注意ください!!
0 件のコメント:
コメントを投稿