新刊のご紹介です。
さいたま赤十字病院救急医学科の清水敬樹先生が編者となり、
「ICU実践ハンドブック-病態ごとの治療・管理の進め方-」
が、このほど出版されます。詳細は上記URLクリックして「羊土社」のWEB SITEをご参照ください。
さいたま赤十字病院呼吸器内科スタッフも、一部を執筆させていただきました。
救急・集中治療領域は、非常にとっつきにくい領域とブログ作者も考えております。
ブログ作者は、研修医2年目時代に、本書編集者である、清水先生に3ヶ月間御指導いただきましたが、非常に豊富な知識をお持ちで、常に患者の傍にいて病態を熟考されるお姿が非常に印象的でした。
それから10年近く時間が経過した現在でも、清水先生は常に「患者の傍にいる」指導医です。
本書の、筆者の多くの先生方と、一緒に仕事をしたり、面識を持っている立場からも、本書を自信を持って推薦できるかと思います。
ICUや集中治療領域の他の類書と何が違うのか?
日ごろから、清水先生の精神を受け継いだ若手の医師たちが、自分たちが実際に「こうやっている」という医療の”ART”を伝授するような記載内容となっている点かと思います。
「文献や分厚い教科書の丸写し」では決してないことが、本書の最大の特徴かと思います。
もちろん、執筆に当たっては、多数の文献・教科書を熟読した上で、作成されてはいますが、それでも、日ごろ実際に「自分たちはこうやっている」という点を重視したテキストはこれまでにそれほどなかったのではないかと思います。
羊土社の出版能力を見ると、しばらくの間は医学書コーナーの目立つ場所に平積みされていることかと思います。
価格が6500円+消費税と、この手の本の中では結構リーズナブルな価格かと思います。
是非、皆様、書店で本書を手にとってご覧になってください。
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