新型インフルワクチン 妊婦、乳幼児ら優先
舛添厚労相はこのうち優先接種の対象として、「妊婦と乳幼児、持病がある人が計1700万人」と位置づけた。計1700万人分は、国内生産量に当たる量だ。」(引用終わり)
舛添大臣は、選挙が近いから、このような発言をしているのでしょうか?
医療従事者100万人とは、チョット少ない見積もりのような記がします。ブログ作者の考える「医療従事者」は、「医師」「看護師」などだけではなく、介護や老健施設などで働いていらっしゃる「介護職」の方々も含めるべきだと思っております。
チョット考えてみればわかりますが、妊婦さんより、乳幼児より、持病のある人よりも優先して「医療従事者」をワクチン接種対象にしなければなりません!!
誰が「妊婦さん」を診療するのでしょうか?出産という医療行為を行うのはだれですか?
だれが「持病のある人」の診療やケアをするのですか?
医療従事者がインフルエンザになると、ケアや診療の対象「患者さん」にインフルエンザを感染させてしまうリスクがあります。そのため、毎年、多くの医療従事者が率先して「インフルエンザワクチン」を接種してきたのです。(自費のところも結構ありますが、患者さん達やケア対象者の方々のためにです)。
厚生労働大臣自ら「医療従事者は最優先でワクチン接種していただきます。医療提供体制を守るために」とか言ってもらわないと、もしかしたら、「妊婦さん」や「持病のある人」よりも先に「医療従事者」がワクチンを接種したら、マスコミなどに叩かれるのではないかと心配いたしております。
ワクチンを接種する、「医師」「看護師」がインフルエンザで倒れたらどうするのでしょうか?ワクチンを患者さんに接種する人々がいなくなってしまいます。
今の国民感情では、「医療従事者優先」とか言ったら、選挙で不利になってしまうのかもしれませんが、もう少し考えて発言してほしいものです。
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