突然、「なに言ってんだ?」と思うかもしれませんが、ご興味ある方はお付き合いください。
子供の世界では、「ヒトを動かすチカラ」はいわゆる「ジャイアン」的なチカラになります。
腕力が強いヒトや声の大きいヒトに、言われると、子供たちは逆らえず、ジャイアン的ヒトの言いなりに動くのかもしれません。
もう少し、大きくなっていくと、中学生や高校生などの世界では、腕力のウエイトが若干減少して、「言葉」の影響力が大きくなっていきます。
成熟した大人の世界では、腕力はますます影響力が小さくなっていき、「言葉」のチカラがとても大きくなっていきます。「ペンは剣よりも強し」でしたっけ?
どのような方法でも、いいのですが、「ヒトを動かすチカラ」を身につけることは、そうたやすいことではありません。ヒトは皆、自分の自由意志で動いております。そういう自由意志を持った人々を自分の思ったとおりに「動かす」というのは、並大抵の能力ではできないからです。
例えば、企業の『社長』さんは、「お金」という武器をつかって、従業員を「動かす」ことで利益を生み出すことをしております。これも簡単に言うと「お金」という武器で「ヒトを動かすチカラ」を得ている人々ということになるかと思います。
宗教の世界では、ヒトの「信仰心」という、眼に見えない「チカラ」を使って、信者を獲得しています。
医師の世界でも、なにか大きな仕事をやり遂げるためには、周囲の人々になんとか協力を仰いで、その人たちに自分の想定しているとうりに「動いてもらう」ことが必要です。これは、ヒトの「生命への尊厳」や「仕事に対しての使命感」などのチカラを利用しているのではないかと思います。
では、この偉大な能力である「ヒトを動かすチカラ」を最も発揮している人々はいったい誰か?
それは、一番多くの「ヒトを動かすチカラ」を持っている「政治家」の人々です。
「政治家」はどのような「ヒトを動かすチカラ」を持ているのか?
おそらく、「カリスマ」や「徳」と表現されるような能力をもった「言葉」なのかとブログ作者は考えております。これは、勉強や努力のみでは獲得できない特殊な能力なのではないかと思っております。
アメリカの現大統領は、”YES WE CAN"や”CHANGE”などの『言葉』のチカラを用いて、アメリカの多くの人々を文字どうり「動かす」ことをやってのけました。
アメリカという、個人の個性を尊重する社会において、これは、ものすごいことであると思います。
全く、知らない、いわゆる「赤の他人」に投票用紙で自分の名前を選ばせるということを、「言葉」のチカラを借りてやってのけてしまうのですから、ものすごい能力です。
では、日本の政治家の皆様は如何でしょうか?ほとんどが全くの他人であるはずの衆議院議員選挙で、はたして、自分の名前をしっかりと「有権者」に書かせることができるちゃんとした「政治家」の人々はいるでしょうか?
日本の未来を任せられる「偉大な能力」を持った政治家や政党。
そんなヒトや政党であれば、ブログ作者も喜んで氏名、や政党名を書かせていただきたいと思います。
ちなみに、さいたま赤十字病院呼吸器内科ブログでは、特定の政治家や政党を支援することはしておりませんのでよろしくお願いいたします。
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