という細菌によって生じる感染症です。
ネズミなどの尿中にいる菌で、それが何らかの原因で人体に感染を生じるとレプトスピラ症を発生する可能性があります。
重篤になると、肝腎障害が生じ、重症度によっては命にかかわる可能性もあります。
また、レプトスピラを疑わせる病歴の聴取が大切で、ネズミにかかわるような生活歴・職業歴については十分に聴取する必要があります。
治療は、ペニシリン、セフトリアキソン、ドキシサイリンなどで治療されます。
そんなレプトスピラ症がフィリピンで広まっているというニュースです。
フィリピン:台風後に疫病、148人死亡
(毎日.JPより。いつも大変お世話に張っております)
「レプトスピラ症は発熱などを伴い、重症の場合は肺出血などを起こし死に至る。台風による洪水で住宅街に流れ込んだゴミや汚泥が放置され感染が拡大。保健省は16日、拡大防止の臨時ガイドラインを発表したが、21日までにマニラ首都圏だけで1963人が入院した。同国は先月末に台風16号、今月初旬に台風17号で計765人が死亡。現在も10万人が避難生活を送る。」
各国の衛星状態などに左右される感染症。世界中では、今も多くの感染症で悩み苦しんでいる人々がいることを忘れないようにしないといけませんね。また世界に旅行に出かける時には、必ずその地域で流行している感染症情報に十分注意するようにしてくださいね。
(レプトスピラ症の詳細情報のWEB SITEです)
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