2009年10月10日土曜日

β-Dグルカン、ガラクトマンナン抗原by吉田耕一郎先生

非常にわかりやすく、β-Dグルカンやガラクトマンナン抗原について解説していただきましたが、

とても内容豊富なため、チョットメモ取りきれませんでした。

ポイントは?

ガラクトマンナン抗原のCOI:Cut Off Indexは0.5だが、これは主に血液内科領域での侵襲性アスペルギルス症の早期診断のためのもの。

血液疾患でのガラクトマンナン抗原COI:0.5では→感度97.4%、特異度90.5%:あくまでも血液疾患

呼吸器疾患ではどうか?はさらに検討が必要とのこと。

BALF中ガラクトマンナン抗原:肺アスペルギルス症で
      COI:0.5→感度100%、特異度78%
      COI:1.0→感度100%、特異度88%
とのこと。これはつかえるかも。

β-Dグルカンの測定方法は4種類
   MK法、ワコー法、マルハ法、ファンギテル
それぞれにCOIなど違っているので、いろいろと大変。

原因不明のβ-Dグルカン異常高値症例があるがいまのところ原因不明のよう。

もう少し、時間をかけてお聞きしたい内容だった。    
  

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