2009年10月11日日曜日

COPD治療のさらにその次(近未来)”LAMA/LABA配合剤”

先ほど、新しい”LABA”である”indacaterol"についての記事を書かせていただきましたが、なんとさらに「その次」の治療薬がCOPD領域ですでに開発中のようです。

まあ、情報をどのように手に入れるかで、いろいろと左右されてしまう世界かもしれません。

ちなみにブログ作者はどのようにこれら「新薬」の情報を手にいてれいるのか?

さいたま赤十字病院呼吸器内科ブログの右側ガジェットにある「最新医療ニュース」で手に入れております。

googleの膨大なニュースWEB SITEから、本ブログで指定した「キーワード」に関連した最新医療ニュースが自動的に配信されてきます。ためしにキーワードをクリックしてみてください!!最新の医療ニュースが24時間随時更新されていますよ。

で、本題の”LAMA/LABA”合剤のニュースです。

(上記URLで「そーせい」WEB SITEにつながります)
QVA149は、2005年4月に当社グループがノバルティス社(スイス)にライセンス・アウトした長時間作用型ムスカリン拮抗薬のNVA237と、ノバルティスの長時間作用型β2刺激薬(LABA)であるindacaterolを固定用量で配合した慢性閉塞性肺疾患(COPD)向けの治療薬です。
NVA237(LAMA)とindacaterol(LABA)は共に1日1回吸入の気管支拡張剤ですが、肺の異なる受容体に作用するため、配合剤とすることでより優れた作用が期待されます。この疾患領域において初の1日1回投与型LAMA/LABA配合剤になるものと見込まれています。」

”LAMA"とはなんぞや?とおもいましたが、「長時間作用型のムスカリン受容体拮抗薬」とのことのようです。

初めて聞く言葉については「略語」は難しいですが、こういったものにも慣れていくことが必要なのでしょう。

先ほど紹介した”INDACATEROL"が先に日本の市場にでてから、LAMA/LABA合剤としても出るのか?

それとも日本市場では”LAMA/LABA合剤”のみを発売するのか?

全ては「ノバルティス社」次第なのかもしれません。

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