2009年10月5日月曜日

今こそやるしかないのでは?新型インフルエンザワクチン対応!

なかなか収まらない「新型インフルエンザ騒動」

これを終わらせるためには「ナイナイインフルエンザ」を「アルアルインフルエンザ」に変えるしかないことは、以前のさいたま赤十字病院呼吸器内科ブログでお伝えいたしました。



でも、ついに「新型インフルエンザワクチン接種」が、目の前に迫ってきました!!

いろいろなところで、「こんなタイトなスケジュールはムリだよ!!」とグチッている方々を、実社会でも、ネット仮想社会でもお見かけいたしますが、せっかくの待ちに待った「ワクチン」なのですから、ここは感染症・呼吸器業界を挙げて皆で、もうチョットがんばるしかないのではないかと思います。

そんななかで、ネットで拝見したニュースです。

【新型インフル】ワクチン接種へ課題…自治体に不満 医療機関は混乱



10月中旬から始まる新型インフルエンザ用のワクチン接種を前に、自治体や医療機関の間に「準備期間が短すぎる」などといった困惑の声があがっている。ワクチン接種に関する国の基本方針が示されたのは今月1日。接種開始まで約2週間しかない。優先接種の対象である「持病のある人」をどう選別するのか、海外ワクチンの安全性は大丈夫か-。スムーズな実施に向けた課題は多い。」

まあ、医療従事者の皆様には、いろいろと「新型インフルエンザ騒動」でたまった「不満」が爆発しそうな状況であることは、ブログ作者も「医療業界の端っこ」にいる存在のためわからなくはないのですが、せっかく準備できた「ワクチン」を、迅速にかつ有効に活用しようではありませんか。

「ワクチン」の恩恵にあずかれる方々は当初非常にすくないのかも知れません。

しかし、少しずつでも「ワクチン接種」によって、「新型インフルエンザ」に対する「免疫力」を獲得する人々が増えることは、「社会防衛」の観点からも非常に重要なのではないかと思っております。

なにより、「免疫力がナイ」「ワクチンがナイ」→「ナイナイインフルエンザ」であったものが、
「ワクチン接種」→「免疫力獲得」→「アルアルインフルエンザ」に変わっていく有力な「手段」を手に入れられたことは非常に「喜ばしいこと」であると思います。

なにかと、行政の対応を皆様批判されておりますが、ここはもう少しで「今回の」新型インフルエンザ騒動は必ず終わりを迎える(とブログ作者は考えます)はずですので、なんとか踏ん張って「もうひとがんばり」いたしましょう!!

といいつつも「さいたま赤十字病院」での新型インフルエンザワクチンの具体的な対応は、明日のICT会議で相談することになっておりますので偉そうなことはいえませんが、可能な限りやれるプランを作成する予定でさいたま赤十字病院呼吸器内科ブログ作者は考えております。

皆様の地域でも、「アルアルインフルエンザ」となるその日までもうチョットですので、なんとか耐えてください。

未来には「次」のインフルエンザも必ずくるはずです。その日に備えて。。。

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